味覚も年とともに成長する
おはようございます。
今週のお題「〇〇の成長」
ということで。
味覚の成長?好みの変遷?についてお話ししようと思います。
私は子供の時トマトが嫌いでした。
トマトを家庭菜園かそれ以上の規模で作っている親戚がいて
母がその方からいただいたり、譲ってもらったりしていたのです。
そんなときに母が必ず言う言葉
『だまされたと思って一口食べてみて!』
そう言って、私に無理やり食べさせようとしていました。
その親戚が作っているトマトは本格的でしかも家庭用に無農薬か減農薬で
見た目も完熟し、立派なトマトでした。
母が言うには
『普通のスーパーに売っているトマトはダメでもこのトマトなら食べられるはず。』
だもんで、そんなに言うならと一切れ食べてみます。
『・・・やっぱり無理💦』
いくらおいしいと言われているトマトでも
その青臭さやぐにゅぐにゅした種が苦手なので
だめなもんはだめなのです。
そういったやり取りを20年以上続けていました。
ところが、あるときからトマトがさっぱりしておいしい
と思える時期が突然やってきました。
それは第一子を妊娠して、つわりがひどかったころです。
大好きなコーヒーが全く受け付けなく、炊き立てのご飯も無理。
食べられるものと言えばジョアとか、ヨーグルト。
なぜか乳酸菌飲料がすごくほしかったのを覚えています。
そんなときになぜかいつものように
『だまされたと思って食べてみ。』
と言われて出されたトマトが、本当にいきなりなんですが
さっぱりしてすごくおいしく感じられました。
で、その後妊娠中はグレープフルーツやトマトにはまる
これまでとは真逆な好みの食生活で過ごしました。
味覚の変化は妊婦にはよくあることです。
普段は甘いものが好きでしょっぱいものはそれほどでもという食の好みだったのが
妊娠後期は普段食べたくならないマックポテトとか異常にほしくなりましたし。
なのでそのときは子供が産まれたら、また元の味覚に戻るんだろうと思っていました。
出産したら、案の定甘党な自分が戻ってきました。
なのに、なぜかトマトは嫌いにならず
むしろ好きな状態のまま今に至ります。
不思議ですよね。
なんなら今では箱買いもします。
私はトマトは何もつけずに、そのまま食べるのが好きなのですが
夫や夫の両親は醤油をかけて食べます。
はじめ見たときはびっくりしました。
これって、メジャーな食べ方なんですかね?
なぜか子供達も醤油をかけて食べる派になってしまいました。
トマトが嫌いから好きになったというのが
味覚の成長と言っていいですよね?
お読みいただきありがとうございます。
それでは。