【参拝記】日枝神社に行ってきました
おはようございます。
先日東京へ行ってきました。
数日前にお伊勢さんの参拝記もアップしたので
お気づきの方もいるかと思いますが
私は神社へ行くのが大好きです。
心が落ち着かないときに
神社に行ってそこの凛とした空気を感じると
元気になるような気がします。
わりと普段は頭がとっ散らかっていて
同時にいろんなことを考えていることも多いのですが
神社に行ってご神域にいると
頭がすっきりするので体にも心にも良いんです。
というわけで
今回は東京に出かけたときにまだ行ったことがない神社として
日枝神社(ひえじんじゃ)が候補に挙がりました。
すごく便利な場所で
宿泊しているホテルからもアクセスが良かったので
こちらに行くことにしました。
日枝神社は通称、山王さんと呼ばれていて
山王まつりで有名なところです。
ホテルから乗り換えなしで行ける溜池山王駅に降り立ちました。
そこから看板に従って歩いていくと
階段が見えたのでそこからずんずん上がっていきます。
東京のど真ん中にこんな緑が豊かな山になっているところがあるなんて
想像してませんでした。
のぼりきったところに看板があったので
どうやって廻ろうかとぼんやり考えていると
年配の女性に声をかけられました。
話してみると、永田町生まれの永田町育ちという
生粋の地元の方でした。
もともとはこちらに土地も持っていたそうで
図々しいかとも思ったのですが
『どのような順番で参拝すると良いですか?』
『ここは必ず回ったほうがいいという場所はありますか?』
などと聞いてみるといろいろ教えてくださいました。
その女性は
『末社は一番古くからそのまま残っているものだから、いったほうが良いわ。』
『帰りは、男坂、女坂を通るといいわよ。』
『今日は、湿度も多いし蛇が出るかもしれないわね。ここにはずっと蛇が住んでいるのよ。』
などいろいろ教えてくれました。
参拝順番は自由とのことで
ここは外せないというポイントを教えてくれました。
地図上で赤い鳥居が連なっているのが気になったので聞いてみたのですが
それは歴史的には最近できたものでそんなに重要ではないようでした。
なのでいわれたとおりにまず本殿をお参りして
そこから末社に向かいました。
猿田彦神社と山王稲荷神社があり
人もまばらなためじっくりとお参りして
御朱印もいただいてきました。
待っている人もおらず、すぐに授与していただきました。
参拝記念として根付としおりもいただけて、うれしかったです。
本殿
そのあとも敷地内を散策していると
宝物殿がありました。
ちょうど氏子さんがいらして
『どうぞ、重要なものもありますので是非ご覧下さい。』
と言っていただけたので
見学させてもらいました。
確かに歴史的に重要な人形や刀など
かなり貴重だと思われる品々がガラス棚に入って展示されていました。
人もおらず、じっくり一つずつ見させていただきました。
拝観料もなく太っ腹な神社です。
接したどの方も優しくてありがたい気持ちになりました。
こちらの神社は相性が良いのかもしれません。
そして
帰りは言われた通り男坂、女坂の順で下ってきました。
男坂は階段状で女坂は滑らかな坂です。
あの女性に出会えたおかげで
いつもの数倍じっくり味わえた参拝になりました。
緑が多くて空気も澄んでいて
都会のど真ん中とは思えないほど厳かな空間でした。
また行きたいと思える神社です。
以上、日枝神社参拝記でした。
お読みいただきありがとうございます。
それでは。