2024年1月1日の地震
こんにちは。
元日に珍しくリアルタイムで記事をあげて、このパソコンで皆様のブログを巡回していたら地震が起こってしまいました。
我が家も揺れました。
震源近くの能登地方では甚大な被害にあった方もいらっしゃいます。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
そして怪我をなさった方や家屋に大きな被害を受けられた方のこれ以上被害が大きくならないよう祈るばかりです。
地震から丸二日がたとうとしています。
自分の記憶のためにも当時のことを書いておきます。
2024年1月1日 16:10 石川県能登地方で最大震度7の地震が起きました。
『今、なんか揺れたね。』くらいの会話が階段を下りてきた娘とあったくらいで、すぐに彼女も自室に戻っていきました。
その数分後今度はぐらっと大きな地震がきて、それと同時くらいに緊急地震速報が鳴り響きました。
私はリビングに一人でいて、すぐにこたつの下に隠れました。
子どものことは気になりましたが娘は倒れそうなものはない自室にいるし息子は隣のじいちゃんばあちゃんの家にいるから大丈夫かなと思いとりあえず自分の身を守ることに徹しました。
そして大きな揺れがきて30秒ほど経った頃でしょうか。
夫が直前にオーブントースターのスイッチを入れてどこかへ行ったのを思い出したので、こたつから這い出てとりあえずスイッチを切り。
後で聞いたところ、数分前の地震に気づいてなかったみたいで。
私もまさかそのあとにそんな巨大な地震が起こるとは思わず、その時地震があったことを言わず、止めなかったことを反省しました。
その間もぐらぐらと揺れていたのでボートの上を歩いているような感じで物につかまりながらキッチンにたどり着いてなんとかスイッチを切り、今度はダイニングテーブルの下に隠れて地震が来るのをやり過ごしました。
この間1分くらいだったと思うのですが、すごく長く感じました。
とくにこたつに隠れているときはうつぶせで全身で揺れを感じている感じで恐怖もあってとても気持ち悪かったです。
体感では縦揺れっていうのはほとんどなくて、ずっと横揺れっぽいと感じました。
揺れがおさまってちょっとしたら家族がリビングに集まってきました。
全員家の中ではありましたが別の場所にいました。
娘は我が家の2階の自室にいて、学習机の下にすぐに隠れて高い棚などもないお部屋なので大丈夫だったみたいです。
息子はじいちゃん家の2階のパソコン部屋でお友達とオンラインゲームをしていたところで、揺れだして本がばらばらと落ちてきたのでしばらく抑えていたらしいのですがどんどん揺れがひどくなってきたので机に隠れたとのことでした。
夫もじいちゃん家の1階にいて揺れがおさまらないので途中で息子のところへ駆け上がっていったとのことでした。
そこから、私は『これは電気や水が止まったら大変なことになるのでは?』と考え、バスタブにお水を貯めることにしました。
一番困るのはトイレが使えなくなることなので水は大量に持っておかないといけないのではと思ったからです。
そして家にある水筒すべてに作ってあるお茶と、水道水を詰めました。
それから棚の高いところにあるものを下の方へおろしたり、食器棚の扉を養生テープで抑えたり。
気休めですができることをしました。
それからしばらくは何回も緊急地震速報がなったり、近所のスピーカーからアナウンスがあったり、自宅の有線が鳴ったり音の不協和音が生じ恐怖が倍増した感じです。
津波警報も出ていたのですが、我が家は高台にあるので、津波は大丈夫だと思い自宅で家族全員で待機することにしました。
地震速報が鳴るたびに、ダイニングテーブルに2人、こたつに2人ずつ隠れて、揺れがおさまったら出るの繰り返し。
夫はとにかくご飯のことを心配していて、おもむろに五合のご飯を急いで炊いておにぎりにしていました。
お正月なので食材だけはたくさんあるので私は冷蔵庫からなんでも食べればいいんじゃないかと思っていたのですが温かい食事が欲しかったみたいです。
とにかくいつまた地震が来るんじゃないかと気が休まらなくてその日はお風呂に入るのも怖くてそのまま家族四人リビングに布団を持ってきて一緒に寝ました。
夜中も揺れを感じると目が覚めて熟睡はできず…。
でも水道も電気も無事でライフラインに影響がなかったのは本当に助かりました。
次の日になり、津波警報も解除され、揺れの頻度も少なくなってきたのでシャワーを浴びて洗濯物をまわしようやく一息つくことができました。
でも、いまだにたまに余震は起きるし、全然油断はできない感じです。
少しずつ日常に戻っていかなくてはならないのですが、1週間くらいは地震が再び起きても不思議ではないみたいなので精神的にもしんどいですね。
1/3になり、初詣に出かけましたが、近所でもガラス窓が割れている家やトタンがはがれてるところ、神社は灯篭が落ちたり石が崩れていました。
これ以上、大きな地震が起きないことを願っています。
自分にできることで一番役に立つのはお金での支援だと思うので、自治体自体が設定しているものとか、困っている人に確実に届く送り先を見極めて寄付をしたいと思います。
今回の地震で自分にとって何が大切なのか、どう生きたいのかとっさの行動で見直せた気もしますし、今後の課題も見つかったので家の中の環境も含めまた落ち着いたら改善していきます。
お読みいただきありがとうございます。
それでは。