【ブックレビュー】Third Thinking 最強の思考法
おはようございます。
先日私はある本を購入しました。
今回は本屋さんへ行って新刊コーナーで何となくタイトルにピンときたという完全にパケ買いです。
目次
あらすじ
人間の思考には
①直感的に素早く決める速い思考
②熟考して決める遅い思考
の2つがあると考えられてきました。
この本では、速い思考と遅い思考とはまた別の第三の思考があると考え、それを
③無意識思考・・・自分では意識できない思考
があると考え、そのメカニズムやメリットを紹介しています。
無意識思考を意識的に使うことができたら人間の可能性は無限に広がっていくとのことです。
無意識思考の実験
どのルームメイトを選ぶかという実験では3つのグループに分けルームメイト候補の情報を与えます。
①読んだらすぐに選ばせる
②読んでから3分間考える時間を与えてから選ばせる
③読んでから3分間アナグラム問題をさせてから選ばせる
③のアナグラム問題をしているときは、ルームメイトの評価を考えることはできずに別の課題に集中しています。
その間無意識思考が行われていると考えられます。
その結果、客観的データによる最も良いルームメートを選んだ割合が多いグループは③の無意識思考をさせたグループだったというわけです。
このバックグラウンドで思考が行われている状態を無意識思考と名付けています。
どの場面で無意識思考を使うか
この正確に物事を選ぶというのが一番役立つものの一つにお買い物があります。
直感で衝動買いして失敗した経験は誰にでもあるんじゃないかなと思います。
無意識思考を使えばこの衝動買いの失敗が格段に減らせるということです。
どの商品を買おうと売り場をみてから、一旦その場を離れお茶などして他の行動をしてから、再度パッと浮かんだ商品を買うと後悔が少ないとのことでした。
私の買い物法
というわけで、金額が大きいものを買うときは欲しいものに出会っても、その場の雰囲気にのまれて即購入することをせず、一旦売り場から離れて、お茶したり全然関係ない商品を見に行ったり一旦気をそらしてそれでも欲しくなったら購入することにしています。
もっと高額なものの場合その日は買わず家に帰ることもあります。
ネットで購入するときも一緒で、とりあえず買い物かごにいれて寝かせておいて、数日後『やっぱり欲しい!』ってなったら購入することにしました。
その間に売切れたり、タイムセールが終わり商品価格が高くなってしまうことももちろんあるのですが、その場合は『この商品とは縁がなかったんだ・・・。』とあきらめがつきます。
その場合でも意外と1か月後とかに同じ価格でタイムセールが始まったりすることもあるんですよね。
その時は一度考えた経験があるのでパッと購入することができます。
こうやって買うことで、買った後で後悔することは少なくなりましたし、衝動買いがなくなったのでお金の節約にもなっています。
この考え方を知る前に店員さんにうまく誘導されて洗濯機を購入した経験があります。
すごく後悔しているわけではないのですが、我が家にはもう一つのメーカーのほうが使い勝手が良かったことにあとで気づきましたので、即決しなきゃよかったかなという風にも思っています。
なので特に家電など毎日使う高額なものほど、無意識思考を取り入れたほうが良いと思いました。
今は冷蔵庫について意識を働かせています。
まだ冷えが弱いというだけで、壊れたわけではないので家電量販店に行ったときには必ず売り場をチェックする日々。
いろいろ調べてみているうちに欲しい大きさ、冷凍庫や野菜室の場所、ドアの形状、便利そうだけどいらない機能などはっきりしてきたので、店員さんの言われるままに購入することはもうないと思います。
何度も本気で買おうかとシミュレーションして無意識思考を繰り返していますがまだぴんと来ないので買う段階ではないのだと思います。
まとめ
無意識思考は複雑な問題に対して最高の意思決定を行う最高の思考法です。
考えることを頑張らなくても良いし、道具も必要ありません。
仕事にも家庭にも応用できるテクニックだと思います。
無意識思考を利用する癖をつけると 迷いがなくなります。
私はまだ買い物にしか応用できていませんが、想像的な考えの助けにもなるそうなので賢い方々は仕事などもっと有効活用できる気がします。
興味が出たら読んでみてください。
お読みいただきありがとうございます。
それでは。
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